【既婚ビアンの独白】「普通」という檻の中で、パソコンの熱に彼女の愛を感じる夜

家族

恋というのは、不思議なものです。 私は既婚ビアンであり、魂の半分は夫のもの。 けれど、もう半分は「彼女」のもの。

恋に浮かれているだけ、と言われたら……まあ、そうもいかないのが現実です。

皆さんも同じだと思うのですが、恋に落ちる瞬間というのは、相手が自分を深く「理解」してくれた時ではないでしょうか。 私も例に漏れず、「私という存在を、私以上に理解してくれる」彼女を好きになりました。

夫では、私を理解できない部分も多い。 それは男女の違いもあるでしょうけれど、私の場合、一番の理由は「知識の深さ」なんです。自分と同じか、それ以上の知識と言語を持っている人でないと、今はもう好きになれない。 若い頃の「勢いだけの恋」とは、そこが決定的に変わったのかもしれません。

彼女がいない時間。家族と過ごす平穏な時間でさえも、私は彼女のことを考えています。 それは幸福なことだけれど、同時に「この場所に、彼女がいたらな」と願ってしまう。

私は、欲張りなんです。 片方で妥協なんてしたくない。全部ほしい。全部、手に入れる。 ……ふふ。自分でも、性格はよくない自覚はあります(笑)。ゆ

私は、夫を捨てる気はありません。
けれど、彼女をあきらめるつもりも、微塵もありません。

かつては「私が男だったら」「家族がいなければ」と、ありもしない仮定に身を焦がしたこともありました。
でも、今のこの複雑な状況をまるごと理解し、制約のある私さえも愛してくれる彼女だからこそ……。
私は、彼女のことがこれほどまでに好きなのだと思うのです。

彼女と連絡を取り合うスマートフォンの向こう側に、確かに彼女がいる。
パソコンが放つ微かな熱が、彼女の愛情の熱を私に届けてくれる。

今日も、家族が寝静まった静寂の中で。
私は彼女に、たったひとつの心を送ります。

「Hi」と。

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